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校舎から少し離れたところにある図書室
ここでする昼寝は最高だったりもする
いつもなら入ってすぐ定位置に向かい寝るのだが今日は違っていた
「・・・今日は珍しく人が居るな」
図書室の東側で1人静かに本を読む女の子
俺からの位置だと逆光であまり見えないが結構美人であった
(3年生かなぁ〜)
そう思いつつ定位置へ行き邪魔しないように寝る事にした
ZZZ・・・
「あの〜もしもし〜」
「ZZZ」
「もうすぐ6時ですよ〜」
「ZZZ」
「私、この図書室の鍵を閉めないと帰れないんですけど・・・」
「ZZZ」
「仕方ないですね・・・えい!」
そう言って女の子は俺の耳に息を吹きかけてきた
「!? おわっ」
俺には一瞬何が起こったか分からなかった
「やっと起きてくれましたね」
「えっ、何か用ですか?」
「もう6時で図書室を閉めたいのですが・・・」
「あっ、もうそんな時間か・・・」
そう言ってカウンターに書けてあった時計を見た
確かに6時5分前である
「起こしてくれてありがとうございます・・・えっと・・・」
「3年の藤間細魚(さより)と申します」
「俺は2年の菊間俊樹。藤間先輩、本当に済みませんでした」
「それより早く出ましょ。先生に怒られちゃうから」
「そうですね。俺も悪いんですから一緒に職員室に付き合いますよ」
「それじゃあ、行きましょ」
こうして俺は藤間先輩と図書室を出た
翌日
「なんだかんだと聞かれたら〜昼寝する為やって来た〜」
俺は訳の分からない歌を歌いながら図書室へ入る
そして昨日と同じ場所をみると藤間先輩が居た
(藤間先輩今日も居るんだなぁ〜)
そう思い定位置に向かって行った
すると何故かクッションと目覚まし時計が置いてあった
(何だコレ?目覚ましが5時50分にセットしてある・・・)
そう思いつつクッションが気持ちよさそうだったので枕代わりにして寝た
「ジリリリリリリリリリ」
「ZZZ」
「・・・リリリリリリン」
「ZZZ」
「効きませんね・・・」
「ZZZ」
「仕方ないですね・・・えい!」
そう言って細魚は再び耳に息を吹きかけた
「!? おわっ」
昨日と同じ反応を示した俺
「目覚まし時計・・・効かないですね」
「えっ、これ?先輩が置いたんですか?」
「はい。時間になったら起きられるようにと」
「じゃあ、このクッションは?」
「それもよく眠れるようにと置きました」
「何か矛盾してません。それ?」
細魚は少し考えて
「そうですね。安眠を勧めるものと妨げるもの一緒に置いても効果無いですね」
「でしょ」
「じゃあ、今度は違う手にします」
「ん〜自分で起きられればいいのだが・・・期待してます」
「任せてください」
なんか変な方向に話は進んでいたが気にせず2人は図書室を出た